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ビジョン対談2 バンブーバイオマス発電へのチャレンジ

ガイアパワーが所属する藤崎電機グループでは2008年からバンブーバイオマスへのチャレンジを始めた。自然エネルギー発電の次のテーマとして、なぜ竹を利用した発電にチャレンジするのか・・・

バンブーバイオマス発電へのチャレンジ

  1. クスマノ氏:

    自然エネルギーの燃料としては何を使っているんですか?

  2. 藤崎:

    現時点では太陽光だけです。

  3. クスマノ氏:

    全部太陽光ですか?バンブーじゃなくて?

  4. 藤崎:

    太陽光発電だけですね。しかし、並行して風力発電とバンブーバイオマスにチャレンジしています。竹を燃料としたバイオマス発電というのは世界初になるんですが、現在、山口県で第一号をつくろうとしています。もともと竹というものは、日本ではタケノコ、それから建材、日用雑貨など様々な利用価値があったのですが、今は日用雑貨や建材に竹が使われなくなっています。

    タケノコも中国産がたくさん入ってきたりして、みな竹農家をやめてしまい、竹林が放置された状態になり、その放置竹林が繁茂してる状態です。これが原因で土砂崩れが起きるなど、災害が起きるケースも見受けられます。

    昔は宝だったものが今は邪魔者扱いされています。特に地域の人たちから「何とからないのか」と言われて、それで8年位前から元は私の義父が研究を開始して、これをバイオマスに使えないかということで考え始めました。ただ、日本のどこのメーカーに聞いても「竹はバイオマスの燃料としては使えない」と言われました。

持続可能なエネルギー源=竹

  1. 藤崎:

    しかし視点を変えると、竹は非常にサスティナブルな燃料になるんですね。

  2. クスマノ氏:

    というと?

  3. 藤崎:

    竹は、一日で92cm伸びたという記録があるぐらい成長が非常に早いんですね。
    燃料源の確保という視点からいうと、持続可能な資源なんです。竹って木じゃなくてイネ科の植物になるんですが、光合成をしているので、カリウムとかリンとか、いろんなミネラルを含んでいます。これを燃焼すると炉やボイラーをすぐに駄目にしてしまうんですね。
    だから、どこも竹を燃料に、直接燃焼させたバイオマスはやってなかったんです。ヨーロッパはバイオマス発電が発展していますが、ヨーロッパには竹自体がありません。それで今まで竹を使ったバイオマス発電はされてなかったんです。

  4. クスマノ氏:

    どうしましたか?

  5. 藤崎:

    我々は協力してくれるドイツのバイオマスメーカーを見つけ出し、竹を燃焼させる炉を共同開発しました。この、世界初の開発がほぼ終わり、2メガワットくらいのものですが、第一号を山口県で作ろうとしています。

目次ビジョン対談:未来をつくるイノベーション
1) サスティナブル・ソサエティの実現を目指す
2) バンブーバイオマス発電へのチャレンジ
3) AI技術へのチャレンジ
4) イノベーションは混ぜることから生じる

ビジョン対談2 バンブーバイオマス発電へのチャレンジ

バンブー(Bamboo)
植物の種類タケ亜科(イネ科の一種)の総称。タケ。タケのうち分蘖(ぶんげつ)で増えるもの。(引用:Wikipediaより)
バイオマスとは?
バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、エネルギーや物質に再生が可能な、動植物から生まれた有機性の資源(石油や石炭などの化石資源は除かれます。)のことで、具体的には、農林水産物、稲わら、もみがら、食品廃棄物、家畜排せつ物、木くずなどを指します。(引用:中四国農水局Webサイトより)
ランビォン社

ランビォン社 概要燃焼炉一筋 125年。世界90カ国以上で100種類以上のバイオマス燃料を扱っている。

会社名:
Lambion Energy Solutions GmbH
代表者:
Axel Lambion
本社所在地:
Auf der Walme 134454 Bad Arolsen Germany
創立:
1890年
事業内容:
バイオマス発電所の設計・製造・販売
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